高校レベルの知識しかなくても「物理が好きだ」と言っていいはずだ

日記

皆さんは、高校の頃好きだった教科はありますか?僕は物理と倫理が大好きで、好きな分だけ得意でもありました。

皆さんは、好きだった教科をさらに追及できましたか?僕は大学に入って心理学を学び始めました。そして4年間だけ申し訳程度に心理学をかじり、卒業し、社会人になりました。

皆さんは、好きだった教科を好きだと言い続けられますか?僕には、これといった専門分野がありません。

この記事は、そんな専門分野を持たない自分たちへの、慰めと励ましと決意の記事です。

ある程度だっていいじゃない

この記事を読んでくれている人には、ある程度詳しい分野があると思います。しかし、その分野にもっと詳しい人は世の中には沢山いて、「自分なんかが語っていいのかな」そんな風に思っているのではないでしょうか。でも考えてみてください、その分野について自分より詳しくない人は、もっと沢山いるはずです。そんな人からしてみれば、あなたの語る言葉は知らなかった事柄で、とても有益な情報です。あなたは、あなたの好きなことについて、語れる範囲で語って良いのです。

総合点では勝てるかもしれない

専門家を意味するスペシャリストという言葉の対義語に、ゼネラリストという言葉があります。多方面に知識・技能・経験を有する人たちの事です。何の専門家にもなれない僕らは、このゼネラリストにならなれるかもしれません。例えば、すべてが高校レベルの知識しかなくても、物理・地学・生物・化学・地理・日本史・世界史・倫理・政治・経済、それらの総合得点なら誰にだって勝てるようになれる、そんな可能性だってあるのではないでしょうか。

学ぶことをやめない限り僕らは胸を張っていい

僕らが何かをやろうとしたとき、そのあらゆる分野で自分よりも先に行っている人はいます。大学院で研究している人がいます。国家資格を取った人がいます。毎日映画を見ている人がいます。音楽を作っている人がいます。何気ないツイートに沢山のイイネがつく人がいます。彼らと、僕らは同じ世界で生きていかなければいけません。

そんな人たちどうやってそんな人たちと闘えばいいんだ、と不安になる時は確かにあります。しかし、僕らはまだ学ぶ事をやめていません。発信の方法を、音を響かせる事を、エンタメを、人の心を、社会を、理科を、物理を、僕は学び続けます。そして、学び続ける限り僕らはそれが好きだと言っていい。僕はそう思います。

最後に

僕らが一生懸命学んでいる最中に、「そんなことも知らないのwwにわか乙ww」と嘲る人だっているかもしれません。そんなときは、言ってやりましょう。「知らなかったです。教えてください。」

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